遠方からなら宿泊ナシだとちょっと厳しい。
なんといっても、サンセット近くの富士山の美しさ。
朝方には東の空のピンクがかった雲が江の島に映える。
そんな景色を見ながら海岸沿いの湘南海岸サイクリングロードを散歩すると、
海風が心地よく感じられることでしょう。
午前9時からの片瀬漁港の鮮魚販売や
第1,3木曜に開催される腰越漁港の朝市、
第4土曜の茅ヶ崎海辺の朝市、
毎月最終日曜は辻堂truck marketの月イチ朝イチ、などなど、
朝市は宿泊したからこそ、早くから出かけられるというもの。
茅ヶ崎や藤沢は湘南ならではの個性的な飲食店がたくさんあるし
前夜は飲んだくれて朝はちゃちゃっと起きて
海辺を散歩しながら朝市をぶらりとのぞく、いうのが
湘南での楽しい過ごし方かなあと
都内から引っ越してきたワタシは思います。
そう、そこで独り身ならばモロ手を挙げて
「はーい、泊まりにいらっしゃーい」と言えるのだけど、
家族やパートナーと住んでいる人は
気軽に友人を招待するのは難しい。
泊まりにいくほうも気兼ねしちゃったりして。
そんな皆さんに朗報です!
8月に藤沢駅南口から徒歩2分の場所にデザインホテルがオープンしました。
で、ちょっと見学に行ってまいりましたよ。
江の島にある旅館や民宿も風情があっていいけど、
湘南在住の友人の家にディナーを食べに行ったり
宿の夕食に間に合わなかったり、
また深夜まで町で飲んだくれていたい人には、
ここは、部屋に戻ってからも湘南らしさに浸れていいんではないかと思います。
8HOTELは、地元出身の若大将じゃない、若社長が、
「湘南らしさを発信したい」と
恵比寿にあるインテリアショップ
パシフィックファニチャーサービスとタッグを組み、
”もし、1週間が8日あったら、8日目はどんなことをする
(インスピレーションを抱く)んだろうか”
というコンセプトで造ったホテル。
どのあたりが湘南らしいのか、というのは
「湘南」の定義づけは、それぞれだと思いますが
この内装には確かに江の島方面から吹いてくる海風を感じます。
湘南らしさをペイントで表現した最上階の部屋 |
どこか懐かしい雰囲気のする看板が目印 |
バスローブやドライヤー入れなど、アメニティもオリジナルです |
ベースはビジネスホテル仕様なので、
気になる値段も都内に比べるとこのクラスではお手頃なのではないかと。
ただ、最上階のG FLOORのみがこのデザインなので、
宿泊するときには指定したほうがいいでしょう。
ほか、レディースルームやスタンダードルームなどがありますが
どの部屋もシンプルモダンな内装です。
すべての宿泊客が使えるキッチン 調味料と材料を持ち込めば簡単な料理も作れます |
1F 8CAFEはオープンテラスのあるカフェ。朝食もコチラで |
アボガドチーズバーガーが、一番人気だとか 食材はなるだけ藤沢産のものを使用している |
チョコレートのラテアートが楽しい のんびりお茶をするのにもいい空間 |
地元なので、泊まる機会はなかなかありませんが、
夜には、藤沢地区のイベントなどが頻繁に開催されている様子。
ホームページをチェックして覗きにいってみようかな。
または、晴れた日の午後にのんびりと8CAFEで過ごすのもいい。
ゆっくりとした時間が流れる空間に
時の経つのを忘れてしまいそう。
夏の混雑が終わり、
秋から冬を迎え、どことなく憂いのある
湘南の海を散歩したあとで
ここで一杯のラテ、もしくはワインでも飲むのもよさそうですね。
さて、1週間が8日あったら、どう過ごす?
ワタシだったら、ワインでも飲みながら
読書や映画でも観て過ごすかな?
雑事は一切しないのがいい。
そういう意味では、ホテル滞在は楽でいいよなあ。
遠方から友人が来たら、こんなところに泊まって遊びにきてもらうのもいいな。
願わくば、レンタサイクルをサービスとして始めてもらえると嬉しい。
海岸まで自転車で行けると、さらに湘南の時間を楽しめると思うので、
若社長、お願いたします。ペコリ。
※確認したところ、レンタサイクルは近々開始予定とのことです。やった!
高い天井に解放感がある 何時間でもいたくなる場所 ライブイベントなども行われている 無線LAN可 |
江の島などにゲストを運ぶために、 トゥクトゥクも稼働させる予定とか |
8HOTEL
神奈川県藤沢市鵠沼花沢町1-6
大きな地図で見る
●おまけ●最上階(12F)、G FLOORの部屋で見つけたもの
アメリカでのオフィス椅子の雄、 Sandler Seating の 座り心地のいい椅子 |
iPod持参で お気にいりのBGMを♪ iPhoneの充電もOK |
8hotel オリジナルタオルを使用 |
アンティークランプは フランス・Jielde社のもの |